Windows Server サポート終了日
製品が発売されて 次の製品バージョン、次の次の製品バージョンっとバージョンアップを繰り返すと いつかは製品サポート終了日が訪れます。Microsoft 製品の場合は、2バージョンが発売されると 製品サポート終了となるのが基本ルールです。ここでは、Windows Serverのサポート終了日について 紹介します。
Windows Serverは、3~5年に1度バージョンアップされます。Windows NT 3.51、Windows NT 4.0、Windows 2000、2003、2003R2、2008、2008R2、2012っとバージョンアップされてきました。ウルトラマンや仮面ライダーを全種類覚えられる子供の記憶力には感服いたしますが...そろそろ、おなかいっぱいっという感じです。Windows Serverがバージョンアップされると...2バージョン前のWindows Serverのサポートが終了します。Windows Server 2012が登場したので、2バージョン前のWindows Server 2003がサポート終了っという感じです。
Windows Serverのサポート終了は、システム管理者や開発者にとって頭の痛い問題で、経営者にとっては懐も痛くなる問題です。しかし、発売元・開発元のメーカー(=Microsoft社)も、いつまでも古い Windows Serverのパッチを作ったり、障害対応するのも多大なるコストがかかるので、仕方ないのかなぁ~っという感じもしますが...。
サポートには「メインストリーム サポート」「延長サポート」という2種類があります。メインストリームサポートフェーズ、延長サポートフェーズでは、以下のサポートが対象になります。
・セキュリティ更新プログラム
・セキュリティ関連以外の修正プログラムの作成の新規リクエスト
・有償サポート
メインストリームサポートフェーズが終了し、延長サポートフェーズに入ると、以下のサポートが対象外になります。
・仕様変更・新機能のリクエスト
・無償サポート
簡単に言えば...「延長サポート」とは、お金を払わないと助けてくれない状態(?)でしょうか。主なWindows Server OSとサポートライフサイクルを下表にまとめておきます。
メインストリームサポート終了日= 2010/07/13
延長サポート終了日= 2015/07/14
メインストリームサポート終了日= 2010/07/13
延長サポート終了日= 2015/07/14
メインストリームサポート終了日= 2015/01/13
延長サポート終了日= 2020/01/14
メインストリームサポート終了日= 2015/01/13
延長サポート終了日= 2020/01/14
メインストリームサポート終了日= 2018/01/9
延長サポート終了日= 2023/01/10