インベントリ(Inventory)とは?

インベントリは、日本語では「棚卸(たなおろし)」という意味です。企業にお勤めの方、会計知識のある方はご存知かと思いますが 棚卸とは「帳簿上の在庫(数量)と実際の在庫(数量)との差異を把握するために、定期的に実際の在庫(数量)を確認する作業」です。

IT資産管理の「インベントリ」は 一般的なインベントリと似ているのですが 少々意味が異なり、「パソコンやサーバーのIPアドレス、ハードディスク容量、インストールプログラムなどのハードウェア・ソフトウェアに関する情報を確認する作業」という定義です。どのような項目をどのぐらい収集してくれるかは IT資産管理ツールによって異なります。「200項目のハードウェアデータを収集!」というような過剰スペックの製品もあれば、必要最小限という製品もありますので どのような目的でIT資産管理をおこなうかをお考えになり、製品を選択されるのがよろしいかと思われます。

IT資産管理とは?

IT資産管理の定義には、さまざまな定義があります。
・社内にある大量のパソコン、サーバー、プリンターなどの「IT資産」を管理すること。
・ハードウェア・ソフトウェア情報のインベントリ収集をおこなうこと。
・必要なセキュリティパッチがパソコン、サーバーに適用されているかを管理すること。

流行キーワードにあわせて その定義も変化しているようです。セキュリティにからめて「ソフトウェアライセンスが不正に使用されていないかを管理すること。」、情報漏洩対策にからめて「社内のIT資産は何なのかを把握し、IT資産を適切に管理すること。」、ITIL・日本版SOX法(資産の保全)にからめて「IT資産の調達から廃棄までのライフサイクルを管理すること。」など 定義が拡がっています。

社内のハードウェア(パソコン、サーバーなど)、ソフトウェアなどの「IT資産」が どこに どれだけあり どのような状況であるかを管理することをIT資産管理と呼びます。このIT資産管理をおこなうソフトウェアを「IT資産管理ツール」と呼びます。IT資産管理ツールでは ハードウェアデータ、ソフトウェアデータ、付加情報を管理します。

CPU、メモリ、ハードディスクなどの「ハードウェアデータ」で ハードウェア性能が現状の業務で適切であるかを把握できます。OS、サービスパックの「ソフトウェアデータ」で ソフトウェアライセンスが適切な数量分購入され 使用されてるかが管理できます。ソフトウェアの不正使用の防止、セキュリティ上問題のあるソフトウェアの使用禁止などに役立ちます。また HotFix(パッチ)適用状況で セキュリティパッチ、サービスパックが適切に適用されているかが管理できます。付加情報(保守契約情報、リース契約情報、ライセンス種別、部署・設置場所などの管理情報)で どのパソコンを誰がどこで使用し 保守契約がいつまでであるかなどを管理できます。

IT資産管理ツールとは?

国内/海外メーカー各社からIT資産管理ツールと呼ばれる製品がリリースされています。一般的な IT資産管理ツール(資産管理ツール、インベントリ管理ツールとも呼ばれます。)では、以下の機能を有しています。
1) ハードウェア、ソフトウェアデータの収集機能
2) OS,プログラムなどのライセンス管理機能
3) セキュリティパッチ管理機能(ServicePack, HotFixなどの適用状況管理)
4) プログラム配付機能
5) リモートコントロール機能

時代の流れというものもありますが、Windowsの付加機能が少なかった時代(1990年代)には IT資産管理をおこなうために 個々のパソコンにエージェントをばらまくために「プログラム配付機能」が必要でした。そして、個々のパソコンを操作するユーザーのトラブルを解決するために「リモートコントロール機能」が必要でした。時代は移り変わり 現在でも エージェントをばらまくためには 「プログラム配付機能」は必要ですが。WSUS(Windows Server Update Services )というセキュリティパッチ配付、管理システムがMicrosoftから無償提供されているので パッチに関しては IT資産管理ツールを使うまでもないという感じです。そして リモートデスクトップ、ターミナルサーバーなどもリリースされ 「リモートコントロール機能」って IT資産管理ツールに必要かなぁ?という感じがしています。そしてそして たいへん高価ですが Microsoftから SMS(Systems Management Server、次期バージョンは System Center Configuration Manager)という資産管理ツールもリリースされ、IT資産管理ツール製品を開発しているサードパーティも たじたじという感じもしていたりします。

IT資産管理ツールで本当に必要な機能とは、データ収集とライセンス管理ぐらいではないでしょうか。

IT資産管理ツールの構成

一般的な IT資産管理ツールは サーバーにマネージャソフトを、個々のパソコンにエージェントをインストールする構成でした。時代の流れというものもありますが、Windows 95/98/Me/2000/NTなどさまざまなWindows OSが存在していたため、Windows OSにあわせたエージェントが必要であったため このような構成となっていたのかと思われます。時代は移り変わり 現在では、Windows OSは基本的に2バージョン新しいものがリリースされると サポート期限切れとなり 2000年以降にリリースされた Windows OS(2000/XP/Vista)にほぼ集約されている企業が多いのではないでしょうか。構成としては WMIやリモートレジストリを使用したエージェントレス型(個々のパソコンにエージェントが不要)のIT資産管理ツールも登場しました。



風水吉凶方位 風水吉凶方位 |  奇門遁甲 奇門遁甲 |  金運神社 金運神社 |  仏像 仏像 |  論語 論語 |  般若心経 般若心経 |  二十四節気 二十四節気 |  菜根譚 菜根譚 |  SharePoint活用 SharePoint |  OneNote活用 OneNote |  ICT活用 ICT